小さいロンドン
「玄関のドアを開けたらロンドンだった」今朝はまさにそんなお天気ですな。私はただの一度も英国に行ったことはないが、私の貧しい知識の中のロンドンは、寒くてどんより曇りか雨と決まっている。それは子供時代に好きでそれこそ何千回読んだかわからない物語、バーネットの「小公女」の中の大好きな場面の記憶に他ならない。インドの大金持の娘セーラが父親の死により貧乏な孤児になって、それまでロンドンの特別寄宿生だった学校の下働きになる。ある寒く雨の降る日にコートもなしにお使いに行かされたセーラは、道端のドブの中に光る銀貨を拾うが、気高い心の持ち主のセーラはその銀貨で焼きたての甘パン(その本には甘パンと訳してあったのよ)を買い、一つ残して全て乞食の少女にあげてしまうのであった。その場面のお天気と街の描写が、私の中のロンドンなんですねぇ。小公女にはいくつか盛り上がる場面があって、ここと、屋根裏部屋が隣の屋敷に住んでいる大金持の計らいで贅沢な居間に変わる場面と、セーラの父親の親友がセーラを見つけ出す場面が読者の少女の心を揺さぶる、まさに名場面なんだわよ。今の子供は小公女なんか読まないんかしらねえ。メイドの格好やお姫さま系の服が好きな子に受けそうなお話なんですけど。しかし子供時代に吸収したものは一生忘れないわねぇ。やっぱり子供にはいいものを見せたり聴かせたりしないといけません。あー、久しぶりに小公女読みたくなった(笑)。
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コメント
そうロンドンは6月を除くと一年中こんな天気が多いよ。
10月から3月まで冬って感じ。
だから3月になって水仙が咲き始めると、オヤジでも少女のように心がときめくんだ。
ま、メイドさんにもときめくけどねw
投稿: しゅんすき | 2008.12.02 10:22
夢見るモモコさん、ダメダメ、読書なんてダメですよ。時は師走でござるよ。大掃除に突入せねば・・・(笑)
投稿: トトロ | 2008.12.02 10:47
腹ばいになって、お煎餅を食べながら「小公女」を読む
小学生のモモコさんを想像しました^^♪
今はゲームなんでしょうかねぇ~
投稿: 03 | 2008.12.02 13:52
>しゅんすきさま
ロンドンの思い出があるおやぢ、かっこいいですねぇ(笑)。
春に咲く水仙の話は英語の教科書に出てましたっけ。
私の旅行は貧乏なんで、ヨーロッパはまだどこも行ってません。
投稿: モモコ | 2008.12.02 14:52
>トトロさま
年末の大掃除は寒いし、我が家は中止します(笑)。
春に義母が来るので、その時にまとめてやることに今決めました(笑)。
投稿: モモコ | 2008.12.02 14:57
>03さま
床屋さんで帰りにくれるお菓子が欲しくて、割合大きくなるまでワカメちゃん頭でした。
父親がツケがきく店が唯一本屋さんだったので、本だけはかなり豊富に買って貰いました。
長女だったので要領の悪い理屈っぽい子供でした(笑)。
投稿: モモコ | 2008.12.02 15:03